宮崎県貯水槽清掃協同組合

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貯水槽の清掃は法律だけでなく、
健康面・衛生面で非常に重要な問題です。

水道水は、常に遊離残留塩素が、0.1mg/L以上であることを法的に義務付けております。
消毒された水道水の普及により、水系感染症は、激減したものの、最近になって、レジオネラ属菌による肺炎型感染症の発生、病原性大腸菌O-157による集団食中毒の発生などから、貯水槽を介した二次感染を防止するため、残留塩素を検出しない場合は、速やかに、貯水槽の掃除・消毒を行い、水槽内の清潔保持と残留塩素の確保が求められています。

残留塩素測定器

DPD法による
残留塩素測定器


水の事故例を掲げてみます

内容 調査の結果及び留意点
集団赤痢
  • 平成10年5月長崎市内で井戸水を水源として使用していた大学の受水槽への赤痢菌汚染により、約800名に及ぶ集団赤痢事故が発生した。
  • 貯水槽周辺の環境整備不良、消毒剤注入装置の故障による残留塩素不足などが事故を起こした原因と推定された。
  • この事故は、あらためて塩素消毒管理の重要さを警告することとなった。
高置水槽の
汚染
  • 神奈川県の小学校で児童、教職員約200名が発熱、頭痛、下痢などの症状を起こした事故がある。
  • 高置水槽の隙間からハトの糞が混入し、水を汚染したと推定された。
  • 時期が夏休みであり、換水率が低く、ハトの糞と患者の便から検出された菌が同一型のカンピロバクターであることから、ハトの糞由来の水中の菌が増殖したことが事故につながったと考えられた。
腸管出血性
大腸菌
  • 1990年に埼玉県の幼稚園の井戸水がO-157で汚染され、390名もの園児が食中毒にかかり2名が死亡した事件。
  • 1996年には、O-157による岡山県の学校集団食中毒をはじめとして全国的に広がり、特に7月には大阪府堺市で6,000名を超す患者を出す大事件が起きている。
  • 食中毒の原因は食品由来と考えられるが、水由来も疑われたことがあり、貯水槽では気温が高くなり菌の増殖が活発になる夏期は特に汚染による混入に注意し、消毒の徹底を図ることが必要である。
  • この大規模な食中毒が発生したことから、指定伝染病に格上げされた。
  • 水道水のレベルの残留塩素で十分な消毒効果が得られ、残留塩素0.2ppm以上検出の水道水では、30秒で死滅します。
レジオネラ
属菌
  • 2000年3月、静岡県掛川市の温泉利用の入浴施設で23人感染、2人死亡。2000年10月、支配人ら7人を書類送検。
  • 2000年6月、茨城県石岡市の総合福祉センター内の入浴施設で、疑いのある者を含め42人感染、3人死亡。2001年11月、館長ら3人を書類送検。
  • 2002年7月、宮崎県日向市のサンパーク温泉で295人が感染、7人死亡。2003年2月、日向市市長ら5人を書類送検。
  • 2003年3月、岡山大附属病院で入院中の男性患者1人が死亡。院内の給湯設備につながる洗面台の湯からレジオネラ菌が検出され、除菌措置後の肺炎患者の発生はしていない。
  • きちんと衛生管理されていない循環式浴槽水が感染源になっており、レジオネラ属菌に汚染された目に見えないほど細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むことで感染する。
  • 給水設備におけるレジオネラ症防止対策として、ビル管理法に定める貯水槽の清掃を行い、水槽内で残留塩素を確保することが大切である。
<2021年05月03日に更新しました>